気づいたら片想い

AKB48公式ライバルとして2011年8月に結成されたアイドル・グループ、乃木坂46の通算8枚目となるシングル。

DVD付きのType-A・B・CとCDのみの通常盤で発売予定。前作で表題曲センターを務めた堀未央奈に代わり、本作は西野七瀬が務める。
CDジャケットは「泣き笑い」がコンセプトになっており、実際にメンバー自身が本気で泣き笑いしている表情が収められている。ジャケット撮影時には、撮影に参加したメンバーに本当に泣いてもらうため、動画や漫画など泣けるための準備がされていたが、ほとんどのメンバーはそれらを使わず自身の家族からの手紙や無くなったペットなど、個々の思い出を引き合いに自らの感情を高めて行ったため、より自然に泣き笑うことが出来た。
Type-Aは西野のみ、Type-Bには生田絵梨花、生駒里奈、桜井玲香、白石麻衣、橋本奈々未、堀未央奈、Type-Cにはアンダーメンバーとなる17名が登場し、乃木坂46発足史上初となるアンダーメンバーがジャケット写真に起用された。通常盤には秋元真夏、川村真洋、高山一実、樋口日奈、深川麻衣、松村沙友理、若月佑美、和田まあや、北野日奈子が起用された。
表題曲のPVはクリエイティブディレクターの澤本嘉光が企画し、柳沢翔が監督した。
PVのテーマは「片想いのかないそうもない『切なさ』と、夢が叶う時間が限られるという『刹那さ』の、2つの“せつなさ”を表す」。ストーリー性の高いドラマ仕立てとなっており、雪が残る極度の寒さの中、涙を流す場面や土砂降りの雨の中で1時間以上も雨に打たれたりなど、過酷な状況の中でも、実際に涙を流したり、感情が高まって感極まって泣いてしまったりなどそれぞれが厳しい環境下の中で撮影が行われた。
PVのストーリーは、事故に遭った西野が神様にお願いをして、1本のタンポポの綿毛が残っている間だけ生きることを許された中、メンバーと共にライブを目指すというものになっている。
北野、樋口、和田にとっては初選抜となり、北野は8thシングル選抜入りをして正規メンバーに昇格した。また川村は1stシングル「ぐるぐるカーテン」以来、約2年2ヶ月ぶりの選抜復帰となる。