中原麻衣的艺人档案
小档案
中原 麻衣(なかはら まい、1981年2月23日 - )は日本の女性声優。アイムエンタープライズ所属。福岡県北九州市出身。公式ファンクラブは「マーブル*スコープ」。身長161cm、血液型はAB型。愛称はまいまい、まいたん、麻衣ちゃん、麻衣様。
小简介
幼少期は転居の機会が多く、思い出の時期をその頃住んでいた家によって判断できるという。
幼児期から中学3年2学期までの約10年は、祖母がいた愛媛県西宇和郡伊方町在住であった[1]。そのため、模造紙を鳥の子用紙と呼ぶなど愛媛周辺居住者の特徴を有し『アイドル大阪環状線』にゲスト出演した際のクイズでも、愛媛の知識に富むことを示した。
小学5年の時には既に声優を志望し、『七つの海のティコ』に影響を受けて中学を卒業した時点での声優養成所入りを望んでいた。しかし親の勧めで高校に進学し、卒業後18歳の時に3年間暮らした福岡から上京した。親からの援助はなかったため、医療事務のOLをしながら日本ナレーション演技研究所に通った。声優志望を告げた上で採用されたOL生活では、鬱屈とした日々を過ごしたこともあり、その時期に声優になるとの思いをさらに強めた、ということを語っている[2]。その後、BSQR489で放送していたラジオ『ヒラタ・クラタの声優パソコン』に応募し、5週連続勝ち抜いたことが本格的に声優の道へ進むきっかけとなった。
日本ナレーション演技研究所の在校中、基礎科の段階で関連会社オーディションに合格した[3]。2000年10月には、ラジオ番組『VOICE CREW』の7代目パーソナリティとして起用された。
テレビアニメへは2001年の『パラッパラッパー』でデビューし、翌2002年の『七人のナナ』で初のメインキャストとしてナナさまの声を演じた。同年開始された『わがまま☆フェアリー ミルモでポン!』シリーズでは、ヒロイン・南楓の声を演じ、3年半にわたる長期シリーズアニメとして初期の代表作となった。 以後も、2003年『おねがい☆ツインズ』、2004年『舞-HiME』、2006年『ひぐらしのなく頃に』、2007年『CLANNAD -クラナド-』など多くのアニメ作品でヒロインを演じ続けている。
特色
声優デビュー当初の顕著な活動は、ラジオパーソナリティであった。以後も継続してパーソナリティを努め、百合系ミニドラマも演じつつ同年齢の女性と雑談するアニメ関連番組・年上女性ときわどいトークをする深夜放送風番組・FM放送局をキー局として年上男性と音楽紹介や柔和なトークをする番組を1年以上並行して続けるなど、多岐にわたる番組を担当してきている。
怒り・狂いの声の演技が上手いとの評判がある。『舞-HiME』終盤でのデビルマンばりと言われるほどの舞衣の憤怒ぶりは圧巻。『ひぐらしのなく頃に』での狂気に満ちたレナの笑い等も恐怖させんばかりの声の演技を披露。
アニメキャストにおいてはメインヒロインの役が非常に多い。正統派ヒロインだけでなく、ツンデレ・お嬢様系・エリート系・レズ系・ヘタレ系・病弱・学者肌・平凡な教師など様々なキャラクターの声を演じる。
養成所時代には「君の声は脇役向きだ」と言われていたという。しかし、いざデビューするとヒロインキャラクターの声を担当することが圧倒的に多く、それも上記のようにキャラクター性が固定されることもなく、多彩なタイプのヒロインをこなしてみせている。また、メインヒロインだけでなく、『カレイドスター』のメイ・ウォン役や『DearS』のミゥ役などのようなライバルヒロインの声の演技にも定評がある。
歌手・その他活動
多くのアニメやゲームでキャラクターの声を演じたこともあり、キャラクターソングも多数歌っている。
2002年に『七人のナナ』で共演した声優の秋田まどか、浅木舞、名塚佳織、福井裕佳梨、水樹奈々、桃森すももとともに結成した「nana×nana」、植田佳奈・斎藤千和・森永理科とともに結成して自らリーダーを務めた「みっくすJUICE」[4]、2004年には清水愛とともに行った「PoppinS」・「中原麻衣&清水愛」など、声優ユニットでの活動も行っている。
2004年にはソロ歌手としても活動を開始した。ミニアルバム『ホームワーク』以後、2008年6月現在で、マキシシングル4枚、アルバム4枚(うち2枚はミニアルバム)を出している。
2007年には、アナウンサー養成所を舞台としたテレビドラマ『女子アナ一直線!』にゲスト出演し、原稿読み・演技力の特別講師を務める声優・中原麻衣役を演じた。
同じランティスのmarble、ゆうまお、rinoからは作詞提供を受けている。
交友関係
清水愛とは『おねがい☆ツインズ』以降、アニメ・ラジオとも共演作が非常に多く、また公私共に仲が良く声優ユニットのCDも多数出している。
同期・同年の植田佳奈や斎藤千和との共演が多く、プライベートでも親しい。植田佳奈とはラジオなどで共演しており、『たくろあ航海日誌』にて植田と息の合った掛け合いを繰り広げ、植田がボケ役、中原がツッコミ役のようなトークをした。
2007年より同じ事務所となった田村ゆかりとは、『Myself ; Yourself』のような親友役、『ひぐらしのなく頃に』のような身近な存在で共演する事が多い。
田村ゆかりは中原の性格や服装に惹かれたことを『田村ゆかりのいたずら黒うさぎ』にて語っており、田村のテンションも上昇気味であった。田村からは「お洒落で全てが可愛い」と絶賛され、特に「スカートが絶対領域」と述べていた。他にも、田村は自分のライブにて同業者を呼ばないが「2007 Summer *Sweet Milky Way*」の際に、中原を呼んだ。中原も「現在気になっている人」、「愛している」と言っていた。[5]。
『うたわれるもの』や『タクティカルロア』で共演した三宅華也から尊敬の念を抱かれており、中原自身も三宅を可愛がっている。稀に三宅のブログに登場し、良き先輩的存在となっている。『うたわれるもの』で共演したメンバーと食事や旅行に行くことが多く、第2の家族的存在となっている[6]。
『祥太郎、麻衣・CURE HOUSE』で長らくパーソナリティを務めた森久保祥太郎とは兄妹のような仲として、声優雑誌の付録に対談を載せていたことがある。また、二人でラジオをやっていた以外にも共演する機会が多い。
共演が多い小清水亜美とはアフレコ帰りに小清水の家に行く仲。『狼と香辛料』では、女性声優陣が少なかった為、一層仲良くなり「麻衣ちゃん」と慕われている[7]。
『マジカノ』での舞夏における野川さくらが声を演じるあゆみとの「ぶち切れ合戦」が評判となり、この作品がきっかけで野川と仲を深めたとインタビューで語っている。
その他にも、高橋美佳子、新谷良子、渡辺明乃、釘宮理恵、伊藤静、生天目仁美、松来未祐、桑谷夏子らと親交がある。
共演
斎藤千和とは『妄想科学シリーズ ワンダバスタイル』以来、ライバル・親密な関係など様々なパターンで多く共演している。
『超重神グラヴィオン』、『巌窟王』、『ガンパレード・オーケストラ』、『はっぴぃセブン~ざ・テレビまんが~』、『キミキス』、『ヴァンパイア騎士』、『狼と香辛料』など福山潤との共演も多い。
2007年は何故か田村ゆかりとの共演が多く、『ひぐらしのなく頃に解』では先輩役、『魔法少女リリカルなのはStrikerS』では部下役、『Myself ; Yourself』では親友役で共演しており共演する場合はいずれも近しい場合が多い。
人物
趣味は料理。特にパン作り。パン好きで、旅行先でもパン屋巡りをする。
全商簿記検定2級、珠算1級、剣道初段などの資格を持つ。
マイペースな性格でラジオの時は周りのペースに巻き込まれる無く、時折突拍子も無い発言をすることがある。そのため、出演するラジオ番組やイベント等において、しばしば自由奔放な言動を示す。その制約に縛られない多面的発想の言動に関して、『うたわれるものらじお』に出演した大原さやかがある種の羨望を込めて「大物ですね」と発言し、また同じく『うたわれるもの』で共演した小山剛志は『スーパー豪快アイドル声優』と自らのブログで語っている。
御洒落好きで服装はスカート・ジーパンなど様々なものを着こなし、ファッションリーダーのような雰囲気と言われている[8]。
手足が長くスレンダーな体型で、同業者やファンからモデル体型と呼ばれることが多い。
大変な犬好きで[9]、愛犬はキャバリアの「モカ」。散歩は毎日欠かさずに行うほど溺愛しているが、多忙ゆえ十分な手入れに連れて行くことができない。そこで自分でいつでもできるように、2008年春からはトリミングの学校に通っているという[10]。
休日などは外に出ないことが多いらしく、飲み会では諸事情(犬が心配であるため)により高割合で欠席することが多い[11]。かつて、植田佳奈が『中原麻衣・岩田光央のラジオネレイス』にゲストで来た際、中原は当時引きこもりの多い植田に対して「外出よう〜!!」と叱責していたが、近年では植田が趣味から転じて各方面に足を運んで交友を深めて行く一方で、中原の方はインドア志向を強めると言う逆転現象が生じている。
飲み会の雰囲気が好きだと語り、その様子を清水香里は、楽しく飲む感じと語った。酒に酔うと「あなた幸せ?」「帰りたくない」「もう少し、一緒にいて」といった誘い文句を言う事がある。『魔法少女リリカルなのはStrikerS』の打ち上げに参加してお開きになったあと、中原が「帰りたくない」と言い出した。このため、居合わせた共演者(植田佳奈、清水香里、斎藤千和、井上麻里奈、ゆかな)は中原のために2次会を行った。その後、植田、清水、井上は翌日の都合のために帰宅したが、残った斎藤とゆかなは新宿での3次会にも参加した[12]。
同業者から「中原さん」や「麻衣さん(ちゃん)」もしくは愛称で通じるため、「麻衣」と呼び捨てにされるのは稀である。普段から呼び捨てをしているのは植田佳奈(中原に甘える時などはまいぴょんに変わる)や森久保祥太郎など。
逸話・エピソード
現在の芸名はデビューの際に、当時の事務所の社長から出身地の地名を基に付けられたという[13]。
2007年ごろを中心に声優業界で大流行している『モンスターハンター』に対して、森永理科と鳥海浩輔と共に『アンチモンハン会』を結成していた[14]。
とある番組の打ち上げにて田村ゆかりと待ち合わせした際、風邪を引き意識が朦朧しながらも田村が来るまで一時間待った。田村が打ち上げに来た途端、風邪をうつしてはいけないと、すぐに帰ったという。[5]。
ラジオ関西の『アニたまどっとコム standard まるなげ♪』で植田佳奈・清水香里から、中原がヒロインを務める『CLANNAD』と時間帯が被り裏番組的存在でもあったため、一時期、中原本人の知らぬところで2人からライバル視されていた。
伊藤静と同じくスーパーロボット大戦シリーズへの出演を希望する声優の一人で、『SC2』で念願の初出演を果たし、後の『Z』において従来のシリーズにも初出演を果たした。