幼少期、ロックやポップス、電子音楽からクラシックまで常に音楽が流れる環境で育ち、両親によって数々のアーティストのライブも経験した彼は、10歳を超える辺りから自ら新たな音楽を求める様になりトラッドや70年代~80年代のハードロック、そしてリアルタイムでブームだったグランジなど90年代以降のオルタナティブロックを特に好んで聴くようになる。一方でテクノやエレクトロニカ・アンビエントなどバンドサウンドではない音楽にも興味を持ち、これらが後の音楽性に大きく影響したと本人は語っている。
14歳よりギターを弾き始めると同時に作曲活動(プログラミング)も始める。15歳~18歳までに制作された150を超える多くのデモ音源は彼自身の手で2005年よりネット上で公開され、それと共にT-cophony名義でのアーティスト活動も開始させた。
後の代表曲となる"Cycling road"や"After Rain"、"Chandler"はこの時期にデモ演奏ビデオとして公開され、その卓越したギターテクニックと共に今までにない新たなアコースティックギターミュージックとして直ぐに世界中から注目を集める切っ掛けとなった。