季節は穏やかに終りを告げたね
彩られた記憶に寄せて
さよなら 愛をくれたあの人は
この瞳に揺らめいていた
途切れない持ちなんて
初めから信じてなかった
移りゆく街並に取り残されたまま
行き交うあの人々が今は
遠くに感じられて
ざわめきさえ薄れては
溜め息に消えてしまう
空席に見つめられた
退屈な休日には
終わることなくあなたが流れ続けている
分かっていても気付かない振りして
溺れていたよいつでも
誰かのこと想ってる
横顔でも素敵だったから
季節は穏やかに終りを告げたね
彩られた記憶に寄せて
さよなら 愛をくれたあの人は
この瞳に揺らめいていた
あと…どれくらいだろう?
そばに…居てくれるのは
そう…思いながら時を刻んでいたよ
寄せては返してく…波のように
この心はさらわれて
今日も街は相も変わらず想い巡らせ
それぞれに描いてゆく…
さよなら 愛をくれたあの人は
遠い空に恋焦がれて
この瞳に揺らめいていた
移りゆく街並に溜め息はこぼれた